■7/8(土)@みやぎ川崎コワーキングビレッジ「SPRING」(川崎町)
本来、プレセミナーは2回の予定だったのですが、ご縁をいただきまして急きょ3回目を開催することになりました。今回は一般社団法人MAKOTOさん主催で、伊達ルネ塾初上陸となる川崎町が会場です。急な決定にもかかわらず、7名の方にご参加いただきました。
メニューはこれまでとほぼ同じで、以下の通りです。
○川崎町での起業支援・定住支援の取り組みについて
(MAKOTO・倉田さんより)
○伊達ルネッサンス塾についての説明
○ゲストトーク:
・小笠原有美香さん(伊達ルネ塾1期生)
・武藤亮平さん(伊達ルネ塾2期生)
○質疑応答/情報交換
○第4期塾生募集について
■いろんな人と関わりつつ行動することで、地域に足跡を残す
まずはじめに、MAKOTOの倉田さんより、川崎町での起業支援の取り組みや、今回のプレセミナー開催の目的などについてご説明いただきました。
またこちらからも、伊達ルネ塾のこれまでの取り組みについて説明しました。そして、OBトーク。
まずは1期生の小笠原有美香さんから「地域と関わること」についてのお話。自身の復興支援員の任期終了後、仕事や暮らし方を探していろいろな挑戦をしている現在から感じることについてお話していただきました。
自然食品店で働くも、ワークスタイルが全然自然ではないことに疑問を抱き、丸森町に移り住んだ経緯。町内の耕野地区に配属になり、職場は40~80代がほとんどで、これからの地域をつくる仕事なのに、若い人が全然いない現状に悩む日々。同世代の仲間を渇望し、語り合いたい欲求が高まっていた時に伊達ルネ塾に入り、自身と向き合い、地域と語り合い、今に至るまでの道のりを語る小笠原さんの言葉からは、経験者ならではの厚みと重みを感じることができました。
続いては、2期生の武藤亮平さんです。住民と行政職員が一緒になって、「楽しく地域のことを考えたい」。そんな思いで伊達ルネに入塾し、紆余曲折を経て、武藤さん自身が覚悟を決めたことがきっかけになり「山元はじまるしぇ」を実現させました。
初回から1500人のお客さんに来ていただけただけでなく、出店した地元のお店にお客さんが殺到したり、出店者同士のコラボ商品が誕生するなど、はじまるしぇの効果はじわじわと町中に広がっているそうです。武藤さん自身も、はじまるしぇを通して、役場で生きた仕事ができるようになったと言います。自分の仕事の先に町の人の顔が見えてくる。この仕事が誰にどんな影響があるのか考えるようになった、と。
後半は、それぞれの普段の活動や、今日の感想、また、自身が今感じているテーマや課題などについて、普段なかなか繋がることのできない地域の方たち同士でたくさんの情報交換をすることができました。
またプレセミナー終了後は、川崎町民のみなさんおすすめの居酒屋「ひょうたん」にてさらに交流を深めました。地域ならではのお店に伺えるのも、また醍醐味。
川崎のみなさん、このたびはご縁をいただきましてありがとうございました!