【第3期/第1回レポート】暑い中、「はじまり」の交差でさらに熱く

■7/30(土)@真庭区民会館(山元町)

いよいよ今年も伊達ルネッサンス塾、スタートです!

第1回の会場は、山元町の真庭区民会館。もともと学校だった建物で、2年前、第1期の第1回セミナーでも会場となった、伊達ルネ塾としても由緒ある地で第3期がはじまります。塾生の皆さん、伊達ルネ塾を応援いただいている皆さん、半年間どうぞよろしくお願いします!

 

さて、今日の主なメニュー。

○「伊達ルネッサンス塾」第3期開講にあたって

○ゲストトーク:

 ・武藤亮平さん(伊達ルネ塾2期生/山元町役場)

 ・山元はじまるしぇ実行委員会

  内藤靖人さん(伊達ルネ塾2期生)、横山純子さん

○塾生マイプランの発表とフィードバック


■軽妙な語り口とはうらはらの、武藤さんの覚悟。

はじめに塾長の尾野さんから、「仙南でも伊達ルネ塾OBがあちこちにいて『若い者が何かしているらしいぞ』というのが知られるようになってきた」「自分がやっていることは、何かを教えるというよりは耳を傾け共感すること。塾生の『こういうことがしたい』『これ、ほっとけない』ということに火をつけつつ、一緒に考えていく半年間にしたい」というお話がありました。

 

そして今回のゲストは、2期生の武藤亮平さん。山元町役場に勤務していますが、仕事の話ではなくマイプランでもあった「山元はじまるしぇ」のお話です。

最初に考えたマイプランが全くダメで、悩んでいた武藤さんの転機は島根県海士町での研修でした。そこで出会った海士町役場の方の話をヒントに、仲間を募って山元のことを一緒に考えようと行動を起こします。

しかしなかなか話が進まずに行き詰まりそうになった時、ついに武藤さんは覚悟を決めて「自分が中心になる!」決意を固めます。そこから「勢い2000%!」で一気に準備が進み、ついに「山元はじまるしぇ」当日。年末にもかかわらず1500人もの人が来場し、とても盛り上がりました。

武藤さんは、自分が中心になって活動してみて「自分ごとになって、小さな成功でもうれしさが違う」ことを学びました。例として、駐車場借用時のエピソードや、のちに出店者同士でつくったコラボ商品のことを挙げてくれました。

 

また今回は「山元はじまるしぇ」実行委員会の内藤さん、横山さんも登場。内藤さんは出店者の立場から「はじめは大丈夫か?と思ったけど、当日たくさん人が来て驚いた」。横山さんは今後を見据え「『はじまるしぇ』をものの売り買いだけでなく、楽しくなるような交流の場にしていきたい」とお話ししてくれました。

 

山元の若者たちのはじめの一歩。一人ひとりは小さい一歩でも、たくさん集まることで大きな一歩、さらに二歩、三歩…になる、そんな光景が思い浮かびました。

ちなみに、次回の「山元はじまるしぇ」は10月9日(日)に開催が決まりました。詳しくはFacebookページをご覧ください!

山元はじまるしぇFacebookページ


■はじめてのマイプラン発表~知らずに、プランが先に進んでいる

後半は、塾生のマイプラン発表とフィードバック。

まず、塾生が2グループに分かれ、それぞれに聴講参加者も入ります。自己紹介と武藤さんのトークの感想を1人1分で共有したあと、塾生が6分間でマイプランを発表しました。今回は、「自分を知る」がメインとなっていて、自分の歴史や好きなこと、やりたいこと、その上でのマイプランという内容でした。はじめてとあって、時間の感覚が難しかったようですが、フィードバックの時間を調節しながら聞く側が塾生の想いをうまく聞き出していました。

 

そのあと、全体の前での発表。

1回目の発表を踏まえ、何をどのように話すかの構成を考えての2回目。どの塾生も1回目と比べるとより分かりやすくなったと思いましたが、塾生からは「話したいことを整理して話せた」「2回目の方が緊張した」など、さまざまな感想が出ました。

尾野さんからは、個々のプランに対してのフィードバックとともに、全体の感想として「初回からビジョンらしきものが書けているのは、これまでの伊達ルネ塾ではなかったし、他の地域でもあまりないこと」と話してくれました。

 

最後のまとめでは、武藤さんから「こっち(山元)では仙台の方がおもしろいと思っている人が多いけど、自分はこっちの方が断然おもしろいと思っている」というコメントがありました。「こっち」を「仙南」に置き換えて、多くの人にそう感じてもらえるように、第3期の伊達ルネ塾も進んでいきたいです。


次回は角田場所!! 8月20日(土)、高蔵寺での開催です!お楽しみに〜